「30代・40代になった娘が、結婚する気配がない…」。実は、独身の女性の8割以上は「いずれ結婚するつもり」と答えていて、止まっている理由の多くは気持ちではなく”出会い方”にあります。このページでは、娘さんの本音と、親だから言える一言・親だけでできる最初の一歩をまとめました。
このページでわかること
- 娘さんが結婚しない本当の理由(データで見る本音)
- 親が言ってはいけないNGワードと、その言い換え
- 「結婚しない宣言」への返し方と、親だけでできる最初の一歩
娘が結婚しないのは「結婚したくない」からではない|データで見る本音
まず知っておいていただきたいのは、独身の女性の多くは、結婚そのものを諦めていないということです。国の調査を見ると、独身でいる理由のトップは「適当な相手にまだめぐり会わない」。その次に「自由さや気楽さを失いたくない」が続きます。
「いずれ結婚するつもり」の独身女性
84.3%
独身の理由「適当な相手にまだめぐり会わない」
48.1%
独身の理由「自由さや気楽さを失いたくない」
31.0%
※国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年)。1段目=18〜34歳の未婚女性、2・3段目=25〜34歳の未婚女性(独身にとどまっている理由・複数回答)
つまり娘さんは、「結婚したい気持ちはあるけれど、いい出会いがない」、そして「今の自分の生活も大切にしたい」という状態にいる可能性が高いのです。ここを親が理解しているかどうかで、かける言葉がまったく変わってきます。
30代・40代の娘が結婚しない3つの原因
真面目でしっかりした女性ほど、次の3つのどれかで足が止まっています。娘さんに当てはまるものがないか、見てみてください。
① 職場と家の往復で、出会いの場がない
親世代では当たり前だった職場や知人の紹介での出会いは、今はぐっと減っています。仕事に責任を持つ女性ほど、平日は職場と家の往復になりがち。「出会う機会そのものがない」だけで、本人の魅力とは関係ないことが多いのです。
② アプリで不誠実な相手に会い、疲れてしまった
今の出会いの入口は、スマホのマッチングアプリが中心です。ところが既婚者や遊び目的の相手に出会ってしまい、警戒心が強くなる女性も少なくありません。「アプリはもういい」と話題を避けるのは、このせいかもしれません。婚活で疲れてしまう理由と休み方は婚活に疲れた女性へでも詳しくまとめています。
③ 仕事も自分の時間も充実していて、今の生活を大切にしたい
仕事で責任のある立場になり、趣味や友人との時間も充実している⸺。今の自分の生活を大切にしたいと思うのは、決して悪いことではありません。ただ、「結婚したら今の生活を手放さないといけない」と一人で決めつけてしまっていることもあります。30代・40代の独身女性の現実は30代・40代の独身女性|彼氏なしの理由と特徴でも詳しくまとめています。
親が言ってはいけないNGワード5つと言い換え
心配だからこそ、つい口にしてしまう言葉があります。けれど娘さんの耳には「責められている」と届きやすいもの。よく出てしまう5つと、同じ気持ちを伝える言い換えを並べました。
会うたびに(同居なら毎日のように)聞かれると、「いない自分はダメだ」と言われているように感じます。家にいること自体が息苦しくなる原因にも。
✕ いい人いないの? → ○ 最近、仕事は落ち着いてる?
本人がいちばん気にしていることを、いちばん近い人から言われる言葉です。体や年齢のことは、本人から話が出るまで触れないのが思いやりです。
✕ 早くしないと産めなくなる → ○ (体や年齢の話は、本人から出るまでしない)
比べられるのは、大人になってもつらいものです。同級生やいとこと比べる言葉は、娘さんが今がんばっていることまで否定してしまいます。
✕ ○○ちゃんはもう孫が → ○ (比べる話題は出さない)
実際には、理想が高いのではなく出会いの数が足りていないだけのことがほとんど。条件を押しつけられると、「私のことを分かってくれない」と心を閉ざしてしまいます。
✕ 条件を下げなさい → ○ どんな人となら、一緒にいて楽だと思う?
同居している娘さんにとって、家はほっとできる場所です。「居場所がない」と感じさせる言葉は、前向きな気持ちではなく、焦りや反発を生んでしまいます。
✕ いつまで家にいるの → ○ ここはあなたの家なんだから、焦らなくていいのよ
「結婚しない宣言」をされたら?受け止め方と返し方
「私は結婚しないから」とはっきり言われると、親としてはショックですよね。でも、まずは否定しないことがいちばん大切です。この宣言は、心から結婚を望んでいないというより「もうその話はしないでほしい」というサインであることが多いからです。先ほどのデータのとおり、独身女性の8割以上は結婚するつもりでいます。宣言の裏には、アプリでのいやな経験や、急かされる疲れ、「今の自分を否定されたくない」という気持ちが隠れているかもしれません。
返し方の例① その場で受け止める
「そう。あなたが決めたことなら、それでいいよ。ただ、気持ちが変わることがあったら、いつでも話してね」
返し方の例② しばらくたってから、選択肢だけ置いておく
「この前テレビで、今はアプリを使わなくても、身元のしっかりした人を紹介してもらえる所があるって見たよ。興味がなければ聞き流してね」
ポイントは、答えを求めないこと。返事がなくても大丈夫です。宣言のあとは半年ほど結婚の話題に触れず、親子の普段の会話を取り戻すことを優先しましょう。
はなまるプロ ゆり子より
「親御さんの”心配”は、言葉にすると”圧”に変わりやすいものです。特に毎日顔を合わせる母と娘は、何気ないひと言が積み重なりがち。でも、何も言わずに見守る時間も、立派なサポート。娘さんが自分から話したくなったとき、否定せずに聞いてくれる人がいる⸺それだけで、一歩を踏み出す力になります。」
親ができる3つのサポート|見守る・情報を持つ・選択肢を渡す
親にできるのは、娘さんの代わりに婚活をすることではなく、本人が動きたくなったときにすぐ動ける状態を整えておくことです。順番は次の3つです。
見守る
詮索しない。NGワードを封印し、普段の会話を大切に
情報を持つ
今の出会い方・結婚相談所の仕組みや費用を、親が先に知っておく
選択肢を渡す
「選ぶのはあなた」の形で、資料や情報をそっと手渡す
※スマホでは横にスクロールできます。
STEP2で知っておきたいのが、出会い方そのものが親世代とは変わっていることです。交際相手がいない独身女性は6割を超え、最近結婚した夫婦の中にはネットで出会った人たちも増えています。
(独身女性)
(最近結婚した夫婦)
※国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年)。左=18〜34歳の未婚女性、右=2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦
「自然に出会うのを待つ」だけでは、なかなか機会が回ってこない時代です。一方で、アプリの不誠実な相手が心配な女性でも、独身証明書などの提出が必要で、仲介役が間に入って紹介してくれる結婚相談所という選択肢もあります。
まずは親だけで「資料」を取り寄せる|親御様向けの一括資料請求
STEP2の「情報を持つ」を、いちばん手軽にかなえるのが結婚相談所の資料をまとめて取り寄せることです。親の手元に比較できる材料があれば、娘さんに「押しつけ」ではなく「こんな選択肢もあるよ」と渡せます。結婚相談所比較ネットには、親御さん専用の申込フォームが用意されています。
親御さんが資料請求するときの3つのポイント
- ✓サイト下部の「親御様はこちらから」の専用フォームから申し込む
- ✓名前・連絡先は親御さんご自身のものを入力する(娘さんの名前で勝手に登録しない)
- ✓申し込みはご家族で1回。届いた資料を、娘さんと一緒に見れば十分です
画面の入力手順は結婚相談所の一括資料請求の手順で、画像つきで解説しています。

代理婚活(親同士のお見合い)という選択肢も
最近は、親同士が子どものプロフィールを持ち寄って話し合う「代理婚活」も広がっています。親の目で相手のご家庭の雰囲気を確かめられるのが、安心材料になっているようです。
参加者(良縁親の会)
※良縁親の会の公表値
ただし大切なのは、娘さんの同意を得てから参加すること。本人の知らないところで話が進むと、親子の信頼が崩れてしまいます。また、代理婚活でご縁が見つかっても、その後のやりとりや交際は本人同士です。「親の会で出会いのきっかけをつくる」「本人は結婚相談所で活動する」と、役割を分けて考えるとうまくいきやすくなります。
親子それぞれの気持ち|よくあるケース
親と娘さん、それぞれの立場でよくある気持ちを、4つのケースにまとめました。
毎日のひと言が、娘を追いつめていた
「同じ家に住んでいるので、つい毎日のように『休みの日くらい出かけたら?』と言っていました。ある日『放っておいて』と言われて、はっとしたんです。結婚の話をやめて一緒に買い物に行くようにしたら、娘のほうから『職場の人に紹介されるかも』と話してくれました。」
口を出さず、資料だけ置いた
「私が何か言うと、どうしても説教くさくなってしまう。妻と相談して資料だけ取り寄せ、居間に置いておきました。何も言わずにいたら、しばらくして娘のほうから『これ、見てみた』と言ってきたんです。」
結婚したくないわけじゃない
「アプリで何人か会ったけれど、あとから既婚者だと分かった人もいて、怖くなってしまいました。母に『理想が高いのよ』と言われると、分かってもらえないんだと思って、つい『結婚しない』と言ってしまうんです。」
「選んでいい」と言われて動けた
「母から『興味がなければ捨てていいよ』と資料を渡されて、逆に気が楽になりました。身元のしっかりした人を紹介してもらえる仕組みなら、忙しい私にもできるかもしれないと思えたんです。」
※よくある状況をもとにしたモデルケースです。
娘さんに渡すなら「2分の無料診断」から
娘さんが少し興味を持ったら、本人が自分のスマホで、自分のペースで試せる入口を教えてあげてください。結婚相談所大手のツヴァイなら、2分ほどの無料診断で、自分にぴったりのお相手が実際にいるかを確かめられます。診断には本人の情報が必要なので、親が代わりに入力するのではなく、URLを伝えるだけにしておきましょう。

よくある質問
まとめ|心配は「責める言葉」ではなく「選べる形」で渡す
この記事のまとめ
- 独身女性の8割以上は結婚するつもり。止まっている理由は出会い方にあることが多い
- NGワードは封印。「結婚しない宣言」は否定せず、しばらく話題にしない
- 親は見守る→情報を持つ→選択肢を渡す。まずは親だけで資料を取り寄せておく
娘さんの結婚を願う気持ちは、何よりの愛情です。その気持ちを「急かす言葉」ではなく「いつでも選べる準備」に変えておけば、娘さんが一歩を踏み出したとき、きっと力になります。
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